2004年 07月 19日
養い育ててくださる神様 |
『地はおのずから実を結ばせるもので、初めに芽、つぎに穂、つぎに穂の中に豊かな実ができる。』 (マルコによる福音書4章28節)
ミレーの「落ち穂拾い」や「晩鐘」を知らない人はいないでしょう。
私の好きな彼の絵に「あんよ」があります。
(この絵は有名ではなくあまり知られていません。)
農夫が仕事から帰ると、妻が外に幼子と出迎える。
この子は生まれて初めて歩けるようになったばかりなのか、父は片ひざついて両手を差しのべ、母はその子の両肩に手をかけ「さぁ、ひとりで歩いてごらんなさい」とうながし、その子も両手を父の方に伸ばして、まさに"初めの一歩"を踏み出そうとしている・・・という絵です。
走り寄り抱きしめたい心を抑え、子ども自身に歩いてこさせようとする夫婦の愛がつたわってきて感動的です。
イエス様は、(人間は種を蒔き、水を注ぎ、害虫を防ぐことはできるが)成長させる生命力は種自体の中に宿り、時がくると芽が出て、実がみのると言われました。
アサガオの花を見るには3~4ヶ月前に種を蒔き、チューリップは球根を半年前に植えなくてはなりません。
蒔くことと待つことが大切です。
植物と同様に子どもの成長にも順序(発達段階)があります。芽、穂、実の順で、決してこの逆とはなり得ません。
性急に実から求めては健全な成長は望めません。
"成長させてくださる神"に委ねるとき、神は順序よく養い育ててくださるのです。
教会学校スタッフ
ミレーの「落ち穂拾い」や「晩鐘」を知らない人はいないでしょう。
私の好きな彼の絵に「あんよ」があります。
(この絵は有名ではなくあまり知られていません。)
農夫が仕事から帰ると、妻が外に幼子と出迎える。
この子は生まれて初めて歩けるようになったばかりなのか、父は片ひざついて両手を差しのべ、母はその子の両肩に手をかけ「さぁ、ひとりで歩いてごらんなさい」とうながし、その子も両手を父の方に伸ばして、まさに"初めの一歩"を踏み出そうとしている・・・という絵です。
走り寄り抱きしめたい心を抑え、子ども自身に歩いてこさせようとする夫婦の愛がつたわってきて感動的です。
イエス様は、(人間は種を蒔き、水を注ぎ、害虫を防ぐことはできるが)成長させる生命力は種自体の中に宿り、時がくると芽が出て、実がみのると言われました。
アサガオの花を見るには3~4ヶ月前に種を蒔き、チューリップは球根を半年前に植えなくてはなりません。
蒔くことと待つことが大切です。
植物と同様に子どもの成長にも順序(発達段階)があります。芽、穂、実の順で、決してこの逆とはなり得ません。
性急に実から求めては健全な成長は望めません。
"成長させてくださる神"に委ねるとき、神は順序よく養い育ててくださるのです。
教会学校スタッフ
by ybible63
| 2004-07-19 15:43
| ★読み物