2007年 05月 29日
みことばを通して |
「いま私は、あなたがたを神とその恵みのみことばとにゆだねます。みことばは、あなたがたを育成し、すべての聖なるものとされた人々の中にあって御国を継がせることができるのです。」(使徒20章32節)
私は、時々、自分が語らせていただいたメッセージを振り返ってみることがあります。
そうすると、自分自身がどのように変化してきているのかを知ることができます。
しばらく前まで、創世記を通してありのままの自分をもって、神様と向き合うこと、時には神様と格闘してまでも、そうすることの大切さを示されていました。
アブラハムやヤコブは、神様としっかりと向き合いました。その後彼らは新しい信仰の世界に入りました。
読み込み過ぎかもしれませんが、イサクは素直で従順でしたが、自分を持って神様と向き合うことがなく、信仰の深みに入れなかったのではと思います。
その後、私はヨブのメッセージをさせていただきました。
そこで神様と向き合うために、自分自身を知ることの大切さを示されました。
ヨブが試練に遭った時、神様は沈黙されました。その神様の沈黙の間、ヨブは自分の心に耳を傾けて行きました。
その結果、彼は今まで自分では気づいていなかった心の恐ろしい闇を知らされました。
そしてその闇を持って彼は神様と向き合い、信仰の深みに入りました。
ヨブを通して、私は、まだまだ知らなければならない自分の闇の深さを知ることの大切さを示されました。
それから人類で最初の殺人を犯したカイン、神に背くヨナ、イエス様を否認するペテロ、律法主義のパリサイ人を通して、自分が抱えている闇を少しずつ受け止めさせられています。
そして、その闇を知り、神様に向き合う時、ありのままの自分を愛される深い神様の愛を受け止めることができることを覚えさせられています。
神様はみことばを通して私たちを信仰の深みに導こうとしておられます。
(牧師 紺野 真和)
by ybible63
| 2007-05-29 09:02
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