2006年 08月 16日
すばらしい世界を通して |
「きょうあっても、あすは炉に投げ込まれる野の草さえ、
神はこれほどに装ってくださるのだから、ましてあなたがたに、
よくしてくださらないわけがありましょうか。」
(マタイ6章30節)
今年の小学生向けのサマーキャンプで私は、大好きな植物の話をしました。
それは子どもたちに、神様が造られた世界のすばらしさに感動を持ってもらい、そこから自分に注がれている神様の愛を感じて欲しいと思ったからです。
その時に話した事の一部を記します。
植物にとって大切なのは、種を作ることです。
そのためには、雄しべの花粉が雌しべの柱頭に着く必要があります。
ある植物は、虫が花粉を運びます。
その仕組みがとても興味深いのです。
虫は蜜を求めて花にやって来ますが、どうやって虫が蜜のありかを知ることができるのでしょうか。
実は、虫には、私たち人間には見ることができない光(色)、紫外線が見えます。
人間は虹の光(赤、橙、黄、緑、青、藍、紫)が見えますが、虫は紫の外側の光(色)を見ることができます。
そして花は紫外線の光(色)を反射(写)しています。
紫外線だけを写すことができるカメラで、花の写真をとると、蜜のある場所は回りよりも黒くなって写ります。
花は紫外線を見ることができる虫に、蜜のある場所を教えているのです。
例えば、私達は菜の花を見ても、花全部が黄色にしか見えませんが、虫には蜜のある場所が色濃く見えているのです。
神様は、花に虫に分る色をつけて受粉を行うようにしたのです。
その他、マムシ草の不思議や種の不思議についてなど、神様が造られた世界はすごい!!という話をしました。
神様は、野山にある花の一つさえもとても大切に創造され、大事にしておられます。
それなら、私たち人間の事は、どれほど大切に思っておられるでしょうか。
草花を見ながらその事を感じる感性を養って行きたいと思います。
(牧師 紺野 真和)
神はこれほどに装ってくださるのだから、ましてあなたがたに、
よくしてくださらないわけがありましょうか。」
(マタイ6章30節)
今年の小学生向けのサマーキャンプで私は、大好きな植物の話をしました。
それは子どもたちに、神様が造られた世界のすばらしさに感動を持ってもらい、そこから自分に注がれている神様の愛を感じて欲しいと思ったからです。
その時に話した事の一部を記します。
植物にとって大切なのは、種を作ることです。
そのためには、雄しべの花粉が雌しべの柱頭に着く必要があります。
ある植物は、虫が花粉を運びます。
その仕組みがとても興味深いのです。
虫は蜜を求めて花にやって来ますが、どうやって虫が蜜のありかを知ることができるのでしょうか。
実は、虫には、私たち人間には見ることができない光(色)、紫外線が見えます。
人間は虹の光(赤、橙、黄、緑、青、藍、紫)が見えますが、虫は紫の外側の光(色)を見ることができます。
そして花は紫外線の光(色)を反射(写)しています。
紫外線だけを写すことができるカメラで、花の写真をとると、蜜のある場所は回りよりも黒くなって写ります。
花は紫外線を見ることができる虫に、蜜のある場所を教えているのです。
例えば、私達は菜の花を見ても、花全部が黄色にしか見えませんが、虫には蜜のある場所が色濃く見えているのです。
神様は、花に虫に分る色をつけて受粉を行うようにしたのです。
その他、マムシ草の不思議や種の不思議についてなど、神様が造られた世界はすごい!!という話をしました。
神様は、野山にある花の一つさえもとても大切に創造され、大事にしておられます。
それなら、私たち人間の事は、どれほど大切に思っておられるでしょうか。
草花を見ながらその事を感じる感性を養って行きたいと思います。
(牧師 紺野 真和)
by ybible63
| 2006-08-16 17:18
| ★読み物