2006年 03月 07日
生物の神秘 |

今、NHK6回シリーズ番組で人体Ⅲ遺伝子DNAジュニアスペシャルを放送しています。
人の体は、約60兆個もの細胞からできているといわれています。
その細胞一つ一つの中には、核という5~10μmの小さな球体があり、その核の中に、46本の細長いDNA(合わせると約2m)が小さく折りたたんでしまわれているそうです。
一つの核の中に2mの長さのDNAとは驚きです。
そのDNAには、『私』を造る設計図が書き連なっています。
A(アデニン)、T(チミン)、G(グアニン)、C(シトシン) という4つの分子(塩基)がなんらかの規則性をもって並んでいるのです。
その規則にしたがってタンパク質がつくりだされ、ある場所では心臓が、ある場所では肝臓が、また5本指の手や、2つの目、その下には鼻、口といった体がつくられているのです。
A、T、G、Cは、一つの核のDNAの中にどのくらい並んでいるのでしょうか。
約3000000000個、新聞の文字におきかえると、なんと15年分の文字数というから驚きです。
しかも、この文字の並び方のうち、わずか一文字がなかったり、AのかわりにCになっていたりなんてすると、ある病気にかかったり、奇形になったりするのです。
まさに、神様は、私たちの髪の毛の数を知っているばかりではなく、細胞の数、DNAの配列さえ支配しておられます。
『私』や、『あなた』を創造された神様の深い計画に思いを馳せずにはいられませんでした。
(教会学校教師)
by ybible63
| 2006-03-07 14:47
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