2023年 06月 08日
5月14日説教要約 |
「良くなりたいか」(ヨハネ5章1~9節) 牧師 紺野真和
イエス様はユダヤの祭りの時、ベテスダの池で38年もの病気の人に「床を取り上げて歩け」と言われ癒された。その日が安息日であったので、ユダヤ人はイエス様が安息日律法を破ったとして迫害した。するとイエス様は「わたしの父は今に至るまで働いておられます。それでわたしも働いているのです」(17節)と言われ、自分が神と等しい存在であることを伝えられた。この後、イエス様は自分が神の子キリストである事を伝えられた。律法では事の真偽は2,3人の証言によって立証されなければならないとされていたので(申19:15)、イエス様はご自分が神の子キリストであることを2,3の証言をもって立証された。
1,バプテスマのヨハネ(33節)。ヨハネは神様から御霊が天から鳩のように下って来るのを見たら、その人がメシアであることを知らされていた。イエス様にそのことが起こったので、イエス様が神の子であると証言した。しかし、それは大きな証言ではない(35)。
2,イエス様のみわざ(36節)。イエス様が行った様々なしるしが、イエス様が神の子キリストであることを証している。一番近い所では38年もの病気の人の癒しである。バプテスマのヨハネが、イエス様が神の子キリストであることが分からなくなっていた時、イエス様はバプテスマのヨハネの弟子達を通して「目の見えない人が見、足の不自由な人な者たちが歩き、ツァラアトに冒された者たちがきよめられ、耳の聞こえない者たちが聞き、死人たちが生き返り、貧しい者たちに福音が伝えられています」とヨハネに伝えた。しかし、イエス様の業とは奇跡だけではなく、イエス様の行動、言葉、全生活である。
3,旧約聖書(39節)。5つの契約に従ってそのことを見ていく時、旧約聖書はイエス様が神の子メシアであることを証言していることが明確である。
しかし、今日の科学のように証拠の積み重ねによってイエス様が神の子キリストであることが立証できるのかというとそうではない。イエス様を信じた時に、上記で見てきたことが鮮明に見えてくるのである(36節)。聖霊の内住が先である。
by ybible63
| 2023-06-08 15:24
| ★礼拝説教要約