1月1日説教要約 |
「神の国と神の義を」(マタイ6章33節) 牧師 紺野真和
半年かけて聖書基礎シリーズを見て来た。最後まとめる。
1.世界の創造。神様はすべてのものを創造され、人間をエデンの園に置かれた。人間の使命は神を愛し、互いに愛し合い、被造物を管理することであった。エデンは神の国であった。
2.堕罪(神の国からの追放)。人間は神様の命令を破り、神様との交わりを失い、神の国から追放された。人間とすべての被造物に罪の影響が及んだ。
3.虹の契約。主は洪水によって罪にまみれた被造物を滅ぼされた後、ノア家族とすべての被造物と契約を結ばれた。その契約は世界の終わりまで人間を、動物を祝福するという契約である。
4.アブラハム契約。主は、全人類の中からアブラハムを選び、彼を大いなる国民とし、その子孫を通して全世界を祝福する、子孫に土地を与えるという契約を結ばれた。
5.シナイ契約。主はエジプトを脱出したイスラエルの民と律法を守るなら、宝の民、祭司の王国、聖なる国民とするというシナイ契約を結ばれた。この契約で大切なのは神の民の生き方である十戒を中心とした律法である。
6.ダビデ契約。主はイスラエルの二代目王ダビデとダビデの子孫から永遠の王メシアが現れ、メシアが治める永遠の王国が確立するという契約を結ばれた。この後、預言者を通して、メシアが、ヤ―ウェなる神であり、処女から生まれ、人々の罪の身代わりに死なれ、復活し、神の右に着座されることが伝えられた。
7.新しい契約。主はエルサレムがバビロニア王国によって滅ぼされる時、将来、新しい契約を結ぶと約束された。その契約は、民が完全に罪赦され神の国の民となり、その民に聖霊が与えられ神と親しく交わり、律法を完全に行うことができるようになるということである。
時が満ち、神の御子であるメシアが来られ地上に神の国をもたらした。イエス様は十字架で罪の贖いをし、三日目に復活し、神の右に着座され、聖霊を主の民に送られた。
今は神の国の拡大の時代である。やがてイエス様の再臨の時、神の国が完成する。