2019年 02月 20日
1月20日説教要旨 |
「主のことば」(使徒の働き22章30節~23章22節)
牧師 紺野 真和
エルサレムにやって来たパウロに短期間で様々な困難が降りかかった。パウロは、異邦人を宮の神聖な所に連れ込んだという間違った情報のために、エルサレムの人々から打たれ殺されそうになった。また大勢のユダヤ人が救われることを願い救いの証しをしたが人々はパウロを「殺してしまえ」と叫んだ。そして牢に入れられた。更にその翌日、パウロは議会で話をするが引き裂かれてしまいそうになった。二日の間にパウロを様々な困難が襲った。この時、パウロはひどく傷つき、落胆したであろう。エルサレムに来るまでは、ローマでも福音を伝えるという希望に満ちていたが、もうここまでかと思ったであろう。しかしその夜イエス様がパウロに現れ「勇気を出しなさい。あなたは、エルサレムでわたしのことを証ししたように、ローマでも証しなければならない」と言われた。この言葉を通して、パウロは力を受け、希望を持ち、これまでの中にそしてこれからの中に神様の御手を見たであろう。パウロが見た神様の御手の一つは千人隊長である。千人隊長はパウロが殺されかけた時、救い出した。またもう一つは、パウロがローマ市民であるということである。この当時、ローマ市民権を持っているのはごく一部の人であった。千人隊長はパウロをむち打ちにしようとした。この傷ついた時にむち打たれたら絶命してしまうかもしれない。しかしローマ市民であったので、パウロはむち打ちを免れた。またパウロの甥がユダヤ人過激派から救い出した。パウロはイエス様の御言葉によって、力を受け、困難の中にも主の御手を見た。イエス様は同じように私たちにもみことばを語られる。イエス様のみことばを頂き、力を受け、主の視点に立ち行動しよう。
by ybible63
| 2019-02-20 15:11
| ★礼拝説教要約