11月25日説教要約 |
「パウロの証し」(使徒21章40節~22章21節)
牧師 紺野 真和
ユダヤ人たちに殺されそうになり千人隊長に捕えられたパウロはユダヤ人たちに自分の証しをした。
1、イエス様と出会う前の人生を語る。パウロは「タルソ生まれのユダヤ人で、エルサレムの町で育てられ、ガマリエルのもとで厳しく律法を教えられ、神に対して熱心な者であった」とイエス様と出会う前の人生を語った。この話を聞いたユダヤ人は、パウロが自分たちと同じような生き方をしていたことに共感し心を開いたであろう。
2、自分の的外れな生き方を語る。パウロは「クリスチャン達を迫害し、男でも女でも縛って牢に入れ、死にまで至らせた」と自分の的外れな人生を語った。何のためにこの事を語ったのか。一つはユダヤ人たちの心がますます開かれるためであろう。そしてもう一つは全く的外れな生き方をしていた自分を神様が憐れんでくださったということを伝えるためであろう。
3、イエス様との出会いを語る。パウロはダマスコ途上で天からのまばゆい光に包まれたこと、『サウロ、サウロ、どうしてわたしを迫害するのか』という言葉を聞いたこと、そして『主よ、あなたはどなたですか』と話すと、『わたしは、あなたが迫害しているナザレのイエスである』と聞いたこと、そして目が見えなくなったのに見えるようになったことなど、イエス様が自分になしてくださったことを話した。
私たちは、それぞれ固有の証しがある。神様は人々を救うために私たちの証しを用いられる。まず愛する家族にそして友人に証しをして行こう。