11月11日説教要約 |
「主の宝」(マルコ10章13節~16節)
牧師 紺野 真和
親が我が子の祝福を祈ってもらうためにイエス様の許に子供たちを連れて来た。その時弟子たちは子供たちなんかのためにイエス様を煩わせてはいけないと思い叱った。当時、子供の価値は非常に低かった。そのような時代にあってイエス様だけは違い、子供たちを大切にされ彼らのために心から祈られた。
1、差別しない。イエス様の許に来た子供たちには、様々な子供たちがいたであろう。やんちゃな子供、おとなしい子供、いたずら好きな子供、礼儀正しい子供、貧しい子供、豊かな子供などなど。イエス様は決して彼らを差別することはなかった。イエス様にとって一人一人が大切な存在であった。私たちも子供たち一人一人を大切にして行く必要がある。その時、子供たちは自分が価値ある存在であると思えるようになるであろう。
2、長所を見つける。イエス様は「子供のように神の国を受け入れる者でなければ、決してそこに入ることはできません。」と言われた。イエス様は子供の純粋で素直な所を受け止めて評価された。想像であるがイエス様が色々な場面で子供たちと接した時、子供の良い所を見つけてほめたのではないだろうか。私たちもまず子供の良い所を見出しほめて行く必要がある。その時子供は自信を持ち、のびのび生きるようになるであろう。
私たちの教会には子供たちがたくさん委ねられている。イエス様が一人一人を愛したように、私たちは子供たちを愛していく必要がある。そのためには私たちが、日々、イエス様の愛を受け止め、みことばに従い、イエス様に似た者へと日々変えられて行かなければならない。これからも子供たちに愛をもって接して行こう。