10月21日説教要約 |
「マリヤの信仰」」(ヨハネ2章1節~11節)
牧師 紺野 真和
イエス様と弟子たちはカナの婚礼に招待された。その時マリヤはお手伝いの人たちを取りまとめる人であったようである。その婚礼でぶどう酒が底をついた。お手伝いの人たちは慌てた。その時のマリヤの信仰から学ぶ。
1、イエス様にとって不可能な事はない。ぶどう酒がなくなった時、マリヤはイエス様の許に行って「ぶどう酒がありません」と言った。彼女はイエス様はこの窮地を救ってくださるとの信仰を持っていた。この時から30年くらい前に御使いはマリヤに「生まれる者は聖なる者、神の子と呼ばれます」と言った。マリヤはイエス様には神の力があると信じた。
2、イエス様の主権を受け止める。ずっとマリヤはイエス様が公に神の子であると示される時を待ち望んでいた。一ヶ月くらい前にイエス様は公生涯に出た。そしてこのハプニングである。この時イエス様が公に神の御業をされれば、人々はイエス様を神の子として受け入れるだろうと考えたのかもしれない。しかしイエス様は「わたしの時はまだ来ていません」と言われた。この言葉を通してマリヤはただイエス様の前にへりくだり、私の考え、計画ではなく、イエス様の考え、計画という信仰を持ったであろう。
3、イエス様に従う信仰。マリヤはお手伝いの人たちに「あの方が言われることは、何でもしてください」と言った。当然、この言葉を語ったマリヤもイエス様の言われることは何でもしますという従順な信仰をもっていたであろう。
この信仰を持ったマリヤは主の御業を見た。私たちもマリヤの信仰を見習い、主の御業を見、心から主を褒めたたえよう。