2018年 06月 06日
5月6日メッセージ要旨 |
「遣わされた所で、人々に仕えよう」(マタイ22章34節~40節)
牧師 紺野 真和
律法の専門家が、イエス様を罠にかけるために「先生。律法の中で、たいせつな戒めはどれですか」と聞いた。するとイエス様は、第一の戒めとして神を愛すること、第二の戒めとして隣人を愛することと語った。第二の戒めを語る時、「第二の戒めも、それ(第一の戒め)と同じようにたいせつです」と語り、「律法と預言者とが、この二つの戒めにかかっているのです」と言われた。すなわち、隣人を愛することは神を愛することと同等に大切な戒めであるという事である。イエス様が言われた隣人を愛せよの愛とは、見返りを求めない一方的な愛である。しかし人間はその愛をアダムとエバが罪を犯して以来失ってしまった。しかしイエス様の十字架と復活によって信じる者に御霊の実が与えられた。御霊の実の第一は、見返りを求めない、一方的な愛である。それでは、隣人を愛するとは具体的にどのようなことか。人々を救うために福音を語るということは大切なことである。しかし今年度目標に掲げているのは、それぞれ遣わされている所で、人々に愛を持って具体的に仕える事である。神様は大宣教命令と文化命令の両方を大切な命令として私たちに与えて下さっている。文化命令とは、神様が創造されたこの世界を、神様の御心にかなった世界に整えさせていただくことである。そのために私たちは様々な所に遣わされている。一つは地域社会である。私たちは町内会に遣わされている。そこで人々に仕えることは大切なことである。また私たちは職場に遣わされている。それぞれ与えられた仕事を通して、人々に仕えることは大切なことである。さらに教会がこの地域に遣わされている。教会を通して、教会が置かれている地域の人々に仕えていくことは大切なことである。今年度、人々に仕えて行こう。
by ybible63
| 2018-06-06 09:57
| ★礼拝説教要約