5月14日説教要旨 |
「次世代の祝福を求めて」(第一ヨハネ4章7節)
牧師 紺野 真和
今年度の教会のテーマは次世代の祝福を求めてである。どうして私たちはこの目標を掲げるのか。次世代がいないと教会の存続が難しくなるからか。次世代がいないと活気がなく働き人が少なく教会運営が厳しくなるからか。もしそういう理由なら次世代はプレッシャーを受けるだろう。私たちが次世代の祝福を求めるのは次世代が喜びに満たされてほしいからである。どのようにして次世代は喜びに満たされるのか。二つのことを挙げる。
1、救いに与る。イエス様は「たとい全世界を手に入れても、真のいのちを損じたら何になるだろうか」と言われた。どんなに良い学校に入っても、どんなに良い会社に入っても永遠のいのちを得ないならそれは残念なことである。次世代が救われて行くために私たちがなすべきことは何か。まず兄弟姉妹が愛し合うことである。次世代が愛のある教会を見る時、そこにイエス様を見出すようになる。第二に次世代を教会の愛の交わり中に迎え入れる事である。次世代を教会が愛する事を通して、彼らは神様の愛を知り、救いを求めるようになる。
2、イエス様と共に生きる。次世代が救われた後にイエス様と共に生き、イエス様のために生きるようになる時、真の喜びに与るようになる。そのために私たちのなすべきことは、次世代と共に交わり、奉仕することである。その中で次世代は成長して行く。
ところで、次世代が救われるためにも、成長するためにも、私たちが彼らを愛する事がカギである。愛のない私たちがどのように愛する事ができるのか。それは神様から愛を受け止める事である。第一ヨハネにはイエス様の十字架によって私たちへの神様の愛が示されたと記されている。日々、イエス様の十字架によって注がれる神様の愛を受け止めよう。