2017年 04月 05日
2月5日説教要約 |
「サマリヤの女性と対話されるイエス」(ヨハネ4章3節~26節)
牧師 紺野 真和
イエス様はユダヤからガリラヤに行かれる時、サマリヤのスカルという町のヤコブの井戸で休息された。お昼の12時ごろ一人の女性が水を汲みに来た。するとイエス様はその女性に「水を飲ませてください」と言われた。イエス様は喉の渇きを覚えられたとともに、この女性に福音を伝えたいと願われて声をかけられた。ところで、イエス様が声をかけられた人はどんな人であったか。第一にサマリヤ人であった。ユダヤ人とサマリヤ人は敵対関係にあった。第二に女性であった。当時、聖書の教師が公の場所で女性と話すことは考えられないことであった。第三に不道徳な人であった。近所の人は彼女と接触するのを避けていた。しかし、イエス様はこの女性が救われてほしいと願われ、様々な壁を乗り越えられた。そして彼女と対話をしていかれた。イエス様は「もしあなたが神の賜物を知り、また、あなたに水を飲ませてくれという者が誰であるかを知っていたなら、あなたの方でその人に求めたことでしょう」と言われた。イエス様は霊的な事を話したが、霊的な事に関心のなかったこの女性は飲み水のことととらえた。その後イエス様は「わたしが与える水は、その人の内で泉となり、永遠のいのちへの水がわき出ます。」と言われた。しかし、この女性はまたしても飲み水のことととらえた。本当に彼女は霊的なことへの関心がなかった。しかしイエス様はあきらめなかった。この後、イエス様は彼女がこれまでどのような生き方をしてきたかを話された。その話を聞いた彼女は、ようやく霊的な事への関心を持った。そしてこの後の対話をとおして、彼女はイエス様が救い主であることを知った。私たちも少しずつ人間関係を広げ深め、その方々に忍耐をもって福音を伝えていこう。
by ybible63
| 2017-04-05 09:54
| ★礼拝説教要約