3月27日説教要約

　　　　　　「復活された主」（ヨハネ20章1節～18節）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　牧師　紺野　真和
　今朝は、イエス様の女性の弟子であったマグダラのマリヤを通してイエス様の復活を見ていく。彼女は、イエス様から七つの悪霊を追い出していただいた。その時から、イエス様を愛し献身した。しかし彼女が心から仕えていたイエス様が十字架に架けられ死なれた。彼女は悲しみ絶望した。その三日目にイエス様のご遺体を丁寧に埋葬するために墓に行った。すると墓の石が取り除けられていた。彼女はそのことをペテロとヨハネに伝えた。彼らは墓が空であることを見て帰って行った。しかしマリヤはその場にとどまり続けた。彼女が墓を覗くと御使いがそこにいた。彼女は「誰かが私の主を取って行きました」と言うだけであった。イエス様のご遺体さえもなくなったことに深い悲しみを覚えていた。するとイエス様は彼女の後ろに立たれ「なぜ泣いているのですか。だれを捜しているのですか。」と言われた。彼女はイエス様の遺体を捜し、イエス様が復活される事を想像すらしなかったために、その方がイエス様だと分からなかった。イエス様は「マリヤ」と呼びかけられた。その時、彼女の心の目が開かれイエス様だと分かった。イエス様が復活されたことを知り、彼女の悲しみの涙は喜びの涙へと変えられた。イエス様の復活は私達に何を示しているか。第一にイエス様の復活は私達にイエス様が真の神であることを示している。「死者の中からの復活により、大能によって公に神の御子として示された方」（ローマ1章3節）。第二に私達の救いが完成したことを示している。「私たちが義と認められるために、よみがえられたからです。」（ローマ4章24節）第三に将来主にある私達も復活にあずかれることを示している。「キリストは、眠った者の初穂として死者の中からよみがえられました」（Ⅰコリ15章20節）