2015年 12月 30日
12月6日説教要約 |
「マリヤの喜び」(ルカ1章39~55節)
牧師 紺野 真和
マリヤの賛歌を見ていく。マリヤは「わが魂は主を崇め、わが霊は、わが救い主なる神を喜びたたえます」と歌った。ここにある「喜びたたえます」とは、小躍りして喜ぶという意味である。どうしてマリヤはそれほどの喜びに満たされたのか。続く賛美にその理由が記されている。マリヤは「主はこの卑しいはしために、目を留めてくださったからです」と歌った。彼女の喜びは自分を卑しいはしためとする所から来ていた。もし、マリヤのように神様に選ばれたなら、大抵の人は、自分はこのような者であるから、自分はこれを持っているから選ばれたと思うだろう。しかし彼女はそのように思うことはなく、心からへりくだっていた。ところで彼女は人から称賛されるようなものを何も持っていなかったのか。そんなことはない。マリヤの賛歌は旧約聖書に出て来るサムエルの母ハンナの祈りが土台となっている。すなわち彼女は旧約聖書の言葉がすらすら出てくるほど聖書をよく知っていた人であった。当時ユダヤの社会ではこの事は称賛に値する。更に彼女はただハンナの祈りを引用したのではなく、自分でハンナの祈りを咀嚼して、自分のことばで歌った。すなわち彼女は知恵のある女性であった。その他、ダビデの子孫であるヨセフと婚約しているとか、健康であるとか、数え上げれば、色々誇りとすべきものがあった。しかし彼女は心からへりくだっていた。それはすべてのものが神様から与えられているという意識から来ているのであろう。
父なる神様は私たちを救うためにひとり子をこの地上に送ってくださった。イエス様は私たちを救うために十字架に架かりいのちを捧げて下さった。ご聖霊は私たちの心に住んでくださっている。へりくだる者は、この素晴らしい主の恵みを十分に受け止められる。
牧師 紺野 真和
マリヤの賛歌を見ていく。マリヤは「わが魂は主を崇め、わが霊は、わが救い主なる神を喜びたたえます」と歌った。ここにある「喜びたたえます」とは、小躍りして喜ぶという意味である。どうしてマリヤはそれほどの喜びに満たされたのか。続く賛美にその理由が記されている。マリヤは「主はこの卑しいはしために、目を留めてくださったからです」と歌った。彼女の喜びは自分を卑しいはしためとする所から来ていた。もし、マリヤのように神様に選ばれたなら、大抵の人は、自分はこのような者であるから、自分はこれを持っているから選ばれたと思うだろう。しかし彼女はそのように思うことはなく、心からへりくだっていた。ところで彼女は人から称賛されるようなものを何も持っていなかったのか。そんなことはない。マリヤの賛歌は旧約聖書に出て来るサムエルの母ハンナの祈りが土台となっている。すなわち彼女は旧約聖書の言葉がすらすら出てくるほど聖書をよく知っていた人であった。当時ユダヤの社会ではこの事は称賛に値する。更に彼女はただハンナの祈りを引用したのではなく、自分でハンナの祈りを咀嚼して、自分のことばで歌った。すなわち彼女は知恵のある女性であった。その他、ダビデの子孫であるヨセフと婚約しているとか、健康であるとか、数え上げれば、色々誇りとすべきものがあった。しかし彼女は心からへりくだっていた。それはすべてのものが神様から与えられているという意識から来ているのであろう。
父なる神様は私たちを救うためにひとり子をこの地上に送ってくださった。イエス様は私たちを救うために十字架に架かりいのちを捧げて下さった。ご聖霊は私たちの心に住んでくださっている。へりくだる者は、この素晴らしい主の恵みを十分に受け止められる。
by ybible63
| 2015-12-30 16:18
| ★礼拝説教要約