2015年 09月 18日
8月30日説教要約 |
「変えられた人生」(ルカ19章1~10節)
牧師 紺野 真和
エリコの町に取税人の頭ザアカイが住んでいた。彼は人々から税金をだまし取り、私腹を肥やしていた。その町にイエス様が来られた。ザアカイはイエス様を見ようとした。その彼の思いは強かった。それはザアカイが木に登ってまでも、あるいはこの時は取税人にとって最大の稼ぎ時であったが仕事をおいてまでもイエス様を見ようとしたことから分かる。どうして彼はそこまでしたのか?恐らくイエス様の弟子であるマタイの存在があったと思う。以前マタイはザアカイと同じ取税人であったが、今やイエス様の弟子として神と人に仕えていた。この時ザアカイは自分の人生に疑問を持っていたのではないだろうか?トルストイの書いた小説に「イワン・イリイチの死」という本がある。死を迎えようとするイワンを襲った苦しみが綴られている。その苦しみは肉体、人々の偽善、そして自分の生き方が間違っていたのではないかというものであった。そしてイワンにとって最後のものが最大の苦しみであった。彼は出世、名誉、金銭をひたすら求めて生きていた。彼は最後の最後で自分の間違いを受け止め、家族に愛を現し、安らぎを得て召された。私たちの人生の目的は何か?聖書の黄金律に「何事でも、自分にしてもらいたいことは、他の人にもそのようにしなさい」とある。しかし自我が強い私たちはどのようにしてこのように生きることができるのか。後にザアカイは「財産の半分を貧しい人たちに施します。また、だれからでも、私がだまし取った物は、四倍にして返します」と言った。ザアカイに何があったのか。イエス様はありのままのザアカイを愛された(5節)。彼に正しい者になれば愛するとは言われなかった。その愛がザアカイを変えたのである。私たち一人一人、主の愛を受けとめ変えられていこう。
牧師 紺野 真和
エリコの町に取税人の頭ザアカイが住んでいた。彼は人々から税金をだまし取り、私腹を肥やしていた。その町にイエス様が来られた。ザアカイはイエス様を見ようとした。その彼の思いは強かった。それはザアカイが木に登ってまでも、あるいはこの時は取税人にとって最大の稼ぎ時であったが仕事をおいてまでもイエス様を見ようとしたことから分かる。どうして彼はそこまでしたのか?恐らくイエス様の弟子であるマタイの存在があったと思う。以前マタイはザアカイと同じ取税人であったが、今やイエス様の弟子として神と人に仕えていた。この時ザアカイは自分の人生に疑問を持っていたのではないだろうか?トルストイの書いた小説に「イワン・イリイチの死」という本がある。死を迎えようとするイワンを襲った苦しみが綴られている。その苦しみは肉体、人々の偽善、そして自分の生き方が間違っていたのではないかというものであった。そしてイワンにとって最後のものが最大の苦しみであった。彼は出世、名誉、金銭をひたすら求めて生きていた。彼は最後の最後で自分の間違いを受け止め、家族に愛を現し、安らぎを得て召された。私たちの人生の目的は何か?聖書の黄金律に「何事でも、自分にしてもらいたいことは、他の人にもそのようにしなさい」とある。しかし自我が強い私たちはどのようにしてこのように生きることができるのか。後にザアカイは「財産の半分を貧しい人たちに施します。また、だれからでも、私がだまし取った物は、四倍にして返します」と言った。ザアカイに何があったのか。イエス様はありのままのザアカイを愛された(5節)。彼に正しい者になれば愛するとは言われなかった。その愛がザアカイを変えたのである。私たち一人一人、主の愛を受けとめ変えられていこう。
by ybible63
| 2015-09-18 16:44
| ★礼拝説教要約