2015年 06月 24日
6月7日説教要約 |
「仕え合う教会」(第一コリント12章4~27節)
牧師 紺野 真和
コリントの教会は、数的に急成長した教会であったようだが、様々な問題、分派、不道徳、間違った教理などが生じていた。その一つに奉仕もあった。彼らは他の人の賜物と自分の賜物を比較し合っていて、神様の願っているように奉仕がなされていなかった。
ある人は劣等感を持ち、自分は教会にいてもいなくても良い、奉仕しなくても良いと考えた。私たちはどうか。あの人のように素晴らしい働きが自分は出来ないから引っ込んでいようと思うことはないか。そのために特定の人に奉仕が集中していくことはないか。パウロは、劣等感に陥っていたコリントのクリスチャンたちに、あなたの働きが教会には欠かせないと語り励ました。またある人は優越感を持ち、自分は教会の中心であると考え、他の人の働きは必要ないと考えていた。私たちはそのように思うことはないであろう。しかし、自分が当たり前にできることを他の人がしない時、なぜあの人はしないのかと思うことはないか。そのように思う時、言葉に出さなくても、その雰囲気は伝わって行き、他の人を劣等感に貶めることになる。パウロは、「からだの中で比較的に弱いと見られる器官が、かえってなくてはならないものなのです。」と言った。
それでは何のために奉仕するのか。みなの益のためである(7節)。私たちの奉仕が、他の人を支え、成長させていく。また私たちが他の人から奉仕される時に、私たちは支えられ、成長させていただける。奉仕は一方通行ではなく、相互通行である。そしてパウロは奉仕について語る時、よくその人の動機も一緒に語る。ローマ書12章で愛と尊敬の心が大切であると語る。互いに、愛と尊敬をもって仕え合う交わりを築いて行こう。
牧師 紺野 真和
コリントの教会は、数的に急成長した教会であったようだが、様々な問題、分派、不道徳、間違った教理などが生じていた。その一つに奉仕もあった。彼らは他の人の賜物と自分の賜物を比較し合っていて、神様の願っているように奉仕がなされていなかった。
ある人は劣等感を持ち、自分は教会にいてもいなくても良い、奉仕しなくても良いと考えた。私たちはどうか。あの人のように素晴らしい働きが自分は出来ないから引っ込んでいようと思うことはないか。そのために特定の人に奉仕が集中していくことはないか。パウロは、劣等感に陥っていたコリントのクリスチャンたちに、あなたの働きが教会には欠かせないと語り励ました。またある人は優越感を持ち、自分は教会の中心であると考え、他の人の働きは必要ないと考えていた。私たちはそのように思うことはないであろう。しかし、自分が当たり前にできることを他の人がしない時、なぜあの人はしないのかと思うことはないか。そのように思う時、言葉に出さなくても、その雰囲気は伝わって行き、他の人を劣等感に貶めることになる。パウロは、「からだの中で比較的に弱いと見られる器官が、かえってなくてはならないものなのです。」と言った。
それでは何のために奉仕するのか。みなの益のためである(7節)。私たちの奉仕が、他の人を支え、成長させていく。また私たちが他の人から奉仕される時に、私たちは支えられ、成長させていただける。奉仕は一方通行ではなく、相互通行である。そしてパウロは奉仕について語る時、よくその人の動機も一緒に語る。ローマ書12章で愛と尊敬の心が大切であると語る。互いに、愛と尊敬をもって仕え合う交わりを築いて行こう。
by ybible63
| 2015-06-24 09:53
| ★礼拝説教要約