2015年 04月 14日
4月5日説教要旨 |
「主の復活」(ルカ24章13~35節)
牧師 紺野 真和
エマオ途上の弟子がどのようなプロセスでイエス様の復活を知ったかを見る。
1、イエス様はエマオに向かっている二人の弟子たちの隣に来られた。その時「二人で話し合っているその話は、何の事ですか」と聞いた。弟子の一人に「エルサレムにいながら、あなただけが知らなかったのですか」と言われると「どんな事ですか」と聞いた。イエス様は当事者なので当然を知っていたが、そのように答えたのには意味があった。それは彼らにもう一度エルサレムで起こった事を振り返らせ、そのことに対してどのような思いを抱いているかを受け止めさせ、言い表させるためであった。これが第一のステップである。
2、二人の弟子たちは、イエス様がローマ帝国の支配から解放してくださる救い主であると期待していたが、十字架に架かって死に落胆していること、そして三日目に女性たちがイエス様の埋葬されたお墓が空であり、御使いがイエス様は生き返られたと言っていることを聞き困惑していることを告げた。彼らの言葉に対してイエス様は、旧約聖書の預言者が「キリストは、必ず、そのような苦しみを受けて、それから栄光に入る」と言っていることを告げ、旧約聖書からご自分のことを説き明かされた。二人の弟子たちは、御言葉を通して救い主の理解を修正された。これが第二のステップである。
3、二人の弟子たちは、この後、執拗にイエス様を求めた。これが人間ができる大切な事である。イエス様は彼らの求めに応え、食卓でパンを裂かれた時、神様は弟子たちの心の目を開かれた。彼らは自分の努力によって心の目を開いたのではなく、神様が開いて下さった。
神様は、一人一人をふさわしく導かれ、心の目を開いてくださる。
牧師 紺野 真和
エマオ途上の弟子がどのようなプロセスでイエス様の復活を知ったかを見る。
1、イエス様はエマオに向かっている二人の弟子たちの隣に来られた。その時「二人で話し合っているその話は、何の事ですか」と聞いた。弟子の一人に「エルサレムにいながら、あなただけが知らなかったのですか」と言われると「どんな事ですか」と聞いた。イエス様は当事者なので当然を知っていたが、そのように答えたのには意味があった。それは彼らにもう一度エルサレムで起こった事を振り返らせ、そのことに対してどのような思いを抱いているかを受け止めさせ、言い表させるためであった。これが第一のステップである。
2、二人の弟子たちは、イエス様がローマ帝国の支配から解放してくださる救い主であると期待していたが、十字架に架かって死に落胆していること、そして三日目に女性たちがイエス様の埋葬されたお墓が空であり、御使いがイエス様は生き返られたと言っていることを聞き困惑していることを告げた。彼らの言葉に対してイエス様は、旧約聖書の預言者が「キリストは、必ず、そのような苦しみを受けて、それから栄光に入る」と言っていることを告げ、旧約聖書からご自分のことを説き明かされた。二人の弟子たちは、御言葉を通して救い主の理解を修正された。これが第二のステップである。
3、二人の弟子たちは、この後、執拗にイエス様を求めた。これが人間ができる大切な事である。イエス様は彼らの求めに応え、食卓でパンを裂かれた時、神様は弟子たちの心の目を開かれた。彼らは自分の努力によって心の目を開いたのではなく、神様が開いて下さった。
神様は、一人一人をふさわしく導かれ、心の目を開いてくださる。
by ybible63
| 2015-04-14 08:33
| ★礼拝説教要約