2015年 03月 17日
3月8日礼拝説教要約 |
肉にではなく御霊に従って<ローマ8:1~17>
牧師 鳥居 完次
ローマ書8章の鍵語は「御霊」である。このお方こそ、罪からの勝利の立役者として神の側から私たちに差し出された、「キリスト・イエスにあるいのちの御霊」ご自身である<2>。
1.肉に従って歩まず御霊に従って歩む私たちの中に、律法の要求が全うされる<3~4>。
律法の要求を全うすることができるという、まさに罪からの勝利の生活は、私たちが只々御霊ご自身に従って歩むときに実現されるということである。それは、律法の要求を全うする(成就する)ことができる方として、神がキリストをこの世に送ってくださったからである。
2.御霊ご自身が、私たちの内に住みついている罪と戦ってこれを征服して下さる<11>。御霊は、人格的なお方である。御霊は、「神の御霊」「キリストの御霊」、そして何よりも「キリスト」ご自身と置き換えることのできるお方である<9~10>。その意味で、御霊は、私たちの内に住みついている罪と戦ってこれを征服してくださるという、考えられないほどの力を持っておられる。しかし、私たちキリスト者のうちに住み込んでおられるこの御霊に、私たちの側で意志をもって従わなければ、御霊はその本当の力を発揮する(私たちを導く)ことはできない。つまり、内住の御霊に従わなければ(信頼して委ねなければ)、内住の御霊に導かれることはない(御霊は勝手に私たちを導くことはできない)のである。御霊は、手ぐすね引いて私たちを信仰の高嶺に連れて行きたいと願っておられる。主を信じる私たちのうちに住み込んでくださっている「御霊」ご自身に、従う(従っている)意志を再確認し、「御霊」ご自身が願っておられる信仰の更なる高嶺にひとり一人導かれて行きたいと思う。
by ybible63
| 2015-03-17 08:46
| ★礼拝説教要約