2015年 01月 27日
1月18日説教要約 |
「先に立たれる主」(Ⅱサムエル記5章1節~25節)
牧師 紺野 真和
この箇所には、ダビデがイスラエルの王として立てられてすぐペリシテ軍との戦いが起こったことが記されている。ペリシテ人がダビデをねらって出てきた時、ダビデはどんな心であったか。この戦いはダビデにとってイスラエルの王として最初の戦いであった。そしてまだ戦う態勢が十分に立てられていなかった。またこれまでダビデはサウルから命を狙われて様々な試練、苦しみを通らされる中で嫌というほど自分の弱さを見せつけられてきていた。この時ダビデは相当のプレッシャーを受け、また自分の弱さを体験的に知っていた。なのでダビデは神様に真剣に祈ったであろう。すると神様は「わたしは必ず、ペリシテ人をあなたの手に渡すから」(19節)と答えられた。神様は「ペリシテ人をあなたの手に渡す」と言われたのではなく、「必ず渡す」と言われ、ダビデを励ました。そして神様に寄り頼みペリシテ人に勝利した。しかし再びペリシテ人は体制を整え攻めて来た。この時、ダビデは先と同じ相手、同じ場所だからというので同じように戦えばよいとは考えなかった。自分の弱さを知っていたダビデは再び神様に祈り求めた。すると神様はダビデに違う方法で戦うことを示し、「主(わたし)はすでに、ペリシテ人の陣営を打つために、あなたより先に出ているから」(24節)とダビデを励まされた。この言葉を受け止めダビデは再び勝利した。この時のダビデはこれまで様々なところを通らされる中で、ゴリアテと戦った若い時とは違っているように思う。若い時も信仰に固く立っていたが、弱さを知った今は、神様に真剣に祈り、神様との交わりが深められていたのではないだろうか。ある本に「心の強くされることの悲劇」という言葉があった。私たちは自分の弱さを知ることによって、主との交わりが深まる
牧師 紺野 真和
この箇所には、ダビデがイスラエルの王として立てられてすぐペリシテ軍との戦いが起こったことが記されている。ペリシテ人がダビデをねらって出てきた時、ダビデはどんな心であったか。この戦いはダビデにとってイスラエルの王として最初の戦いであった。そしてまだ戦う態勢が十分に立てられていなかった。またこれまでダビデはサウルから命を狙われて様々な試練、苦しみを通らされる中で嫌というほど自分の弱さを見せつけられてきていた。この時ダビデは相当のプレッシャーを受け、また自分の弱さを体験的に知っていた。なのでダビデは神様に真剣に祈ったであろう。すると神様は「わたしは必ず、ペリシテ人をあなたの手に渡すから」(19節)と答えられた。神様は「ペリシテ人をあなたの手に渡す」と言われたのではなく、「必ず渡す」と言われ、ダビデを励ました。そして神様に寄り頼みペリシテ人に勝利した。しかし再びペリシテ人は体制を整え攻めて来た。この時、ダビデは先と同じ相手、同じ場所だからというので同じように戦えばよいとは考えなかった。自分の弱さを知っていたダビデは再び神様に祈り求めた。すると神様はダビデに違う方法で戦うことを示し、「主(わたし)はすでに、ペリシテ人の陣営を打つために、あなたより先に出ているから」(24節)とダビデを励まされた。この言葉を受け止めダビデは再び勝利した。この時のダビデはこれまで様々なところを通らされる中で、ゴリアテと戦った若い時とは違っているように思う。若い時も信仰に固く立っていたが、弱さを知った今は、神様に真剣に祈り、神様との交わりが深められていたのではないだろうか。ある本に「心の強くされることの悲劇」という言葉があった。私たちは自分の弱さを知ることによって、主との交わりが深まる
by ybible63
| 2015-01-27 08:56
| ★礼拝説教要約