2014年 08月 05日
7月27日説教要旨 |
主が導かれる魂に誠実に
寒河江担当牧師 津嶋 理道<ヨハネ4:3~10、27~38>
寒河江の開拓伝道は、東原教会にとっては隣町への伝道であり、いわばサマリヤ伝道だ。
しかし、サマリヤは、弟子たちには伝道地とは思えなかった。弟子たちの目には、女性で、サマリヤ人で、遊女であったサマリヤの女は「伝道の対象外の最たる人」に見えたのだ。
ところが主イエスは、そのサマリヤの女こそを「伝道の対象者」として誠実に向き合った。
「色づいて、刈り入れるばかり」になっている畑とはまさに、そのサマリヤの女の背後にこそ広がっているのだと、主イエスはご覧になっておられたのだ。
私は、このサマリヤの女の話が、寒河江での伝道と重なって見えて来る。寒河江教会でも
開拓開始当初から、若者や子供たちを「伝道対象者」として伝道活動を考えて来た。しかし、なかなか期待通りにはならず、だんだん打つ手が見えなくなって落胆させられた。そんな時、ふと、このように気付かされた。「それは単に、教会の頼もしい戦力となりそうな人材を集めるためには、打つ手が見えなくなっていた・・・というだけのことではないのか」と。
実は、寒河江教会には、これまで大勢の高齢者の方々が導かれ、救われ、信仰を回復させられていた。ただ、その半数以上の方は、既に天に召されてしまったが・・・。また、大勢の心の病を抱える方々も出入りして、福音によって救われ癒されて行っている。弟子たちの目には、これらの方々もサマリヤの女のように「伝道の対象外」と見なされ得るかもしれない。
けれども神様は、そうはご覧になっておられないのだ。私たちのするべきことは、たとえ時間と労力を要しても、主が導かれるこれらの魂に誠実に向き合って伝道することなのだ。
寒河江担当牧師 津嶋 理道<ヨハネ4:3~10、27~38>
寒河江の開拓伝道は、東原教会にとっては隣町への伝道であり、いわばサマリヤ伝道だ。
しかし、サマリヤは、弟子たちには伝道地とは思えなかった。弟子たちの目には、女性で、サマリヤ人で、遊女であったサマリヤの女は「伝道の対象外の最たる人」に見えたのだ。
ところが主イエスは、そのサマリヤの女こそを「伝道の対象者」として誠実に向き合った。
「色づいて、刈り入れるばかり」になっている畑とはまさに、そのサマリヤの女の背後にこそ広がっているのだと、主イエスはご覧になっておられたのだ。
私は、このサマリヤの女の話が、寒河江での伝道と重なって見えて来る。寒河江教会でも
開拓開始当初から、若者や子供たちを「伝道対象者」として伝道活動を考えて来た。しかし、なかなか期待通りにはならず、だんだん打つ手が見えなくなって落胆させられた。そんな時、ふと、このように気付かされた。「それは単に、教会の頼もしい戦力となりそうな人材を集めるためには、打つ手が見えなくなっていた・・・というだけのことではないのか」と。
実は、寒河江教会には、これまで大勢の高齢者の方々が導かれ、救われ、信仰を回復させられていた。ただ、その半数以上の方は、既に天に召されてしまったが・・・。また、大勢の心の病を抱える方々も出入りして、福音によって救われ癒されて行っている。弟子たちの目には、これらの方々もサマリヤの女のように「伝道の対象外」と見なされ得るかもしれない。
けれども神様は、そうはご覧になっておられないのだ。私たちのするべきことは、たとえ時間と労力を要しても、主が導かれるこれらの魂に誠実に向き合って伝道することなのだ。
by ybible63
| 2014-08-05 11:32
| ★礼拝説教要約