2013年 12月 10日
12月1日礼拝説教要約 |
「主を待つ者とは」(イザヤ書11章1~9節)
牧師 紺野真和
イザヤが預言を語った時代は、メソポタミアでアッシリヤ帝国が大きな勢力を持っていた。帝国はエジプトまで勢力を拡大しようとして、その陸路にあった南ユダ王国に危機が迫り、王国を暗闇が覆いつくそうとしていた。そのため南ユダ王国の人々は不安と恐れの中にあった。その中で神様はイザヤを通して救い主を送ることを伝えた。そしてその預言は、人間にとって最大の恐怖である死を解決するために、今から2000年前に神の御子イエス様がこの地上に生まれ、死の原因である人間の罪の贖いのために十字架に架かり死に三日目に蘇ることを通して成就した。しかしイザヤ書11章にはまだ成就していない預言が記されている。「狼は子羊とともに宿り、ひょうは子やぎと共に伏し、・・・雌牛と熊とは共に草をはみ」(6,7節)とあるように動物同士が平和に暮らすこと、「乳飲み子はコブラの穴の上で戯れ、乳離れした子はまむしの穴に手を伸べる」(8節)人間と動物の共存、そして「主を知ることが海をおおう水のように、地を満たすからである」(9節)とあるように全ての被造物が神様の100パーセントの愛で満たされることである。新約聖書を見る時、これはイエス様が再びこの地上に来られる時に起こることである。この神様の国の完全な到来の預言は私達に何をもたらすだろうか。南ユダ王国の人々はこの預言を通して、暗闇の中にあっても希望の光を持ち喜んだであろう。同様に私達も今の状況がどのような状況でも希望を抱きそこから喜びを持つ事ができる。また預言を受け入れた南ユダ王国の人々の生き方は変えられたであろう。それまではただ嘆く者であったが、彼らは主を褒め称え、主のために生きる者とされた。預言をしっかりと受け止め、私たちも生き方が変えられ、主のために生きる者となろう。
牧師 紺野真和
イザヤが預言を語った時代は、メソポタミアでアッシリヤ帝国が大きな勢力を持っていた。帝国はエジプトまで勢力を拡大しようとして、その陸路にあった南ユダ王国に危機が迫り、王国を暗闇が覆いつくそうとしていた。そのため南ユダ王国の人々は不安と恐れの中にあった。その中で神様はイザヤを通して救い主を送ることを伝えた。そしてその預言は、人間にとって最大の恐怖である死を解決するために、今から2000年前に神の御子イエス様がこの地上に生まれ、死の原因である人間の罪の贖いのために十字架に架かり死に三日目に蘇ることを通して成就した。しかしイザヤ書11章にはまだ成就していない預言が記されている。「狼は子羊とともに宿り、ひょうは子やぎと共に伏し、・・・雌牛と熊とは共に草をはみ」(6,7節)とあるように動物同士が平和に暮らすこと、「乳飲み子はコブラの穴の上で戯れ、乳離れした子はまむしの穴に手を伸べる」(8節)人間と動物の共存、そして「主を知ることが海をおおう水のように、地を満たすからである」(9節)とあるように全ての被造物が神様の100パーセントの愛で満たされることである。新約聖書を見る時、これはイエス様が再びこの地上に来られる時に起こることである。この神様の国の完全な到来の預言は私達に何をもたらすだろうか。南ユダ王国の人々はこの預言を通して、暗闇の中にあっても希望の光を持ち喜んだであろう。同様に私達も今の状況がどのような状況でも希望を抱きそこから喜びを持つ事ができる。また預言を受け入れた南ユダ王国の人々の生き方は変えられたであろう。それまではただ嘆く者であったが、彼らは主を褒め称え、主のために生きる者とされた。預言をしっかりと受け止め、私たちも生き方が変えられ、主のために生きる者となろう。
by ybible63
| 2013-12-10 08:35
| ★礼拝説教要約