2013年 11月 26日
11月27日礼拝説教要約 |
「ヤコブとエサウ」(創世記27章1~29節)
牧師 紺野真和
エサウとヤコブはイサクとリベカ夫妻の双子として生まれた。エサウは活発で独立心が強く、ヤコブは穏やかで人間関係を上手くやるタイプであった。ふたりはそれぞれの能力にふさわしく、エサウは猟師にヤコブは天幕で過ごす人となった。順調に育って行ったように見えるが現実は違った。それぞれ問題行動を起こした。ヤコブは長男にのみ与えられる長子の祝福にこだわり、神様を利用しても、父イサクをだましてもエサウから長子の祝福を奪った。ヤコブは、自分の欲しいものを得るためには手段を選ばなかった。エサウも、神様を軽んじ、人の意見に耳を傾けず、やりたい放題のことをした。どうして、彼らはこのように育ったのか。聖書にはその理由がはっきりと記されている。「イサクはエサウを愛していた。それは彼が猟の獲物を好んでいたからである。リベカはヤコブを愛していた。」(25章28節)エサウとヤコブは、不幸なことに父母から平等に愛されたのではなかった。この偏愛が彼らの心を歪めた。それではどうしてイサクとリベカは子供に対してそのような愛し方をしたのであろう。それは本来、夫婦間の交わりで満たされなければならないものを、それぞれ子供に求めたからである。イサクはリベカを深く愛するのではなく、またリベカは夫を軽視していたのが原因である。そのため、イサクは自分の空腹を満足させてくれるエサウを愛し、リベカは自分の話をよく聞いてくれるヤコブを愛した。エサウとヤコブの心が歪んだ原因の一つは夫婦関係にあったのである。クリスチャンの子育て本に良く次のことばが出てくる。「父親が子供にできる最善のことは、子供の母親を愛することである。母親が子供にできる最善のことは、子供の父親を愛することである。」夫婦の交わりの祝福を求めよう。
牧師 紺野真和
エサウとヤコブはイサクとリベカ夫妻の双子として生まれた。エサウは活発で独立心が強く、ヤコブは穏やかで人間関係を上手くやるタイプであった。ふたりはそれぞれの能力にふさわしく、エサウは猟師にヤコブは天幕で過ごす人となった。順調に育って行ったように見えるが現実は違った。それぞれ問題行動を起こした。ヤコブは長男にのみ与えられる長子の祝福にこだわり、神様を利用しても、父イサクをだましてもエサウから長子の祝福を奪った。ヤコブは、自分の欲しいものを得るためには手段を選ばなかった。エサウも、神様を軽んじ、人の意見に耳を傾けず、やりたい放題のことをした。どうして、彼らはこのように育ったのか。聖書にはその理由がはっきりと記されている。「イサクはエサウを愛していた。それは彼が猟の獲物を好んでいたからである。リベカはヤコブを愛していた。」(25章28節)エサウとヤコブは、不幸なことに父母から平等に愛されたのではなかった。この偏愛が彼らの心を歪めた。それではどうしてイサクとリベカは子供に対してそのような愛し方をしたのであろう。それは本来、夫婦間の交わりで満たされなければならないものを、それぞれ子供に求めたからである。イサクはリベカを深く愛するのではなく、またリベカは夫を軽視していたのが原因である。そのため、イサクは自分の空腹を満足させてくれるエサウを愛し、リベカは自分の話をよく聞いてくれるヤコブを愛した。エサウとヤコブの心が歪んだ原因の一つは夫婦関係にあったのである。クリスチャンの子育て本に良く次のことばが出てくる。「父親が子供にできる最善のことは、子供の母親を愛することである。母親が子供にできる最善のことは、子供の父親を愛することである。」夫婦の交わりの祝福を求めよう。
by ybible63
| 2013-11-26 08:44
| ★礼拝説教要約