2013年 08月 06日
7月28日説教要旨 |
信仰による義人は生きる<ヘブル11:1~16>
牧師 鳥居 完次
ここには、信仰の定義とその信仰に生きた旧約の人々の紹介がある。が、これは明らかに前章の続きである。即ち、「信仰による義人は生きる」<10:38>という信仰者の例である。
1.アベル<4>。カインが弟アベルを殺した人類史上最初の殺人事件<創4章>、問題はささげ物の違いにあったのではなく、ささげ方の違いにあったようである。いずれにしても、神がアベルの信仰によるささげ物を「良い」と認めてくださったのである<4>。神によって義(人)とされたアベルは、その信仰によって生きることができた。それ故に、アベルは「信仰による義人は生きる」という聖書の中心メッセージを、今もなお語っているのである。
2.ノア<7>。神の警告と命令に従順に従ったノアは、その信仰によって罪のさばきから救われた。逆に、世の人々の不信仰は罪とされ、さばかれた。その意味で、ノアは「信仰による義人は生きる」という聖書の中心メッセージの、生き証人の一人となったのである。
3.アブラハム<8>。彼こそ「信仰による義を相続する者」の典型であり、信仰の父である。ところで、アベル、ノア、アブラハムらの信仰は本質的には私たちの信仰と同じであり、救い主イエス・キリストに焦点が合わせられているといえる。エノク<5>に注目させられる。エノクは、「死を見ることなく移された」とある。エノクの信仰には、キリストの十字架と復活による永遠のいのちの約束が先取りされている。故に、この時代にあって私たちもここに登場した信仰者と同じように、まさに「信仰による義を相続する者」として、「信仰による義人は生きる」という聖書の中心メッセージの生き証人として、歩んでいきたい。
牧師 鳥居 完次
ここには、信仰の定義とその信仰に生きた旧約の人々の紹介がある。が、これは明らかに前章の続きである。即ち、「信仰による義人は生きる」<10:38>という信仰者の例である。
1.アベル<4>。カインが弟アベルを殺した人類史上最初の殺人事件<創4章>、問題はささげ物の違いにあったのではなく、ささげ方の違いにあったようである。いずれにしても、神がアベルの信仰によるささげ物を「良い」と認めてくださったのである<4>。神によって義(人)とされたアベルは、その信仰によって生きることができた。それ故に、アベルは「信仰による義人は生きる」という聖書の中心メッセージを、今もなお語っているのである。
2.ノア<7>。神の警告と命令に従順に従ったノアは、その信仰によって罪のさばきから救われた。逆に、世の人々の不信仰は罪とされ、さばかれた。その意味で、ノアは「信仰による義人は生きる」という聖書の中心メッセージの、生き証人の一人となったのである。
3.アブラハム<8>。彼こそ「信仰による義を相続する者」の典型であり、信仰の父である。ところで、アベル、ノア、アブラハムらの信仰は本質的には私たちの信仰と同じであり、救い主イエス・キリストに焦点が合わせられているといえる。エノク<5>に注目させられる。エノクは、「死を見ることなく移された」とある。エノクの信仰には、キリストの十字架と復活による永遠のいのちの約束が先取りされている。故に、この時代にあって私たちもここに登場した信仰者と同じように、まさに「信仰による義を相続する者」として、「信仰による義人は生きる」という聖書の中心メッセージの生き証人として、歩んでいきたい。
by ybible63
| 2013-08-06 08:32
| ★礼拝説教要約