2013年 07月 16日
7月7日説教要旨 |
「信仰の友の役割」(第二サムエル記12章1~15節)
牧師 紺野真和
預言者ナタンは、ダビデの助言者、サポーター、信仰の友であった。ある時ダビデはバテ・シェバと姦淫を犯し、その夫ウリヤを敵の手で殺害するという大きな罪を犯した。それからのダビデの心は暗く不安定であった。ダビデの近くにいたナタンはダビデの様子に気付いていたであろう。ナタンは、何とかダビデに以前の信仰の勇者に戻って欲しいと願い、彼の問題は何か、彼を立ち直らせるためには何が必要なのかを祈り考えたであろう。その時、神様がナタンをダビデの許に遣わした。この時にナタンがダビデを立ち直らせるために必要な事を知ったのか、それともそれ以前から知っていたのかは分らないが、彼はダビデに何が必要なのかを知り、具体的に方策を祈りつつ考えた。そしてダビデに一つの話しをした(1~4節参照)。ダビデはこの話しを実際の話しであると考えたであろう。そして裁判の最高責任者である自分が裁かなければならないと考えた。話しを聞いた後に、ダビデはこの男は死刑、そして損害を4倍にして償わなければならないと裁きを下した。するとナタンは「あなたがその男です。」と切り返した。ナタンはなぜこの話しをダビデにしたのか。それは人は他の人の罪はしっかりと見る事ができるが、自分の罪を見る事は難しい事を知っていたからである。ダビデに他の人の罪を裁かせることで、自分の罪に目を向けさせたのである。ダビデはその時、はっきりと自分の罪を知った。そして何の覆いも着けない裸の罪人として神様の御前に立ち「私は主に対して罪を犯した。」と告白した。そのダビデに神様は罪の赦しを宣言した。信仰の友とは、私達を罪人として神様の御前に立たせてくれる人である。私達が救いの喜びを深く味わうためにはそのような友の存在が必要である。もちろん秘密厳守が大切。
牧師 紺野真和
預言者ナタンは、ダビデの助言者、サポーター、信仰の友であった。ある時ダビデはバテ・シェバと姦淫を犯し、その夫ウリヤを敵の手で殺害するという大きな罪を犯した。それからのダビデの心は暗く不安定であった。ダビデの近くにいたナタンはダビデの様子に気付いていたであろう。ナタンは、何とかダビデに以前の信仰の勇者に戻って欲しいと願い、彼の問題は何か、彼を立ち直らせるためには何が必要なのかを祈り考えたであろう。その時、神様がナタンをダビデの許に遣わした。この時にナタンがダビデを立ち直らせるために必要な事を知ったのか、それともそれ以前から知っていたのかは分らないが、彼はダビデに何が必要なのかを知り、具体的に方策を祈りつつ考えた。そしてダビデに一つの話しをした(1~4節参照)。ダビデはこの話しを実際の話しであると考えたであろう。そして裁判の最高責任者である自分が裁かなければならないと考えた。話しを聞いた後に、ダビデはこの男は死刑、そして損害を4倍にして償わなければならないと裁きを下した。するとナタンは「あなたがその男です。」と切り返した。ナタンはなぜこの話しをダビデにしたのか。それは人は他の人の罪はしっかりと見る事ができるが、自分の罪を見る事は難しい事を知っていたからである。ダビデに他の人の罪を裁かせることで、自分の罪に目を向けさせたのである。ダビデはその時、はっきりと自分の罪を知った。そして何の覆いも着けない裸の罪人として神様の御前に立ち「私は主に対して罪を犯した。」と告白した。そのダビデに神様は罪の赦しを宣言した。信仰の友とは、私達を罪人として神様の御前に立たせてくれる人である。私達が救いの喜びを深く味わうためにはそのような友の存在が必要である。もちろん秘密厳守が大切。
by ybible63
| 2013-07-16 08:43
| ★礼拝説教要約