2012年 10月 16日
10月7日説教要約 |
~先主日礼拝メッセージ~
「交わりを通して」(エペソ4章7~16節)
牧師 紺野真和
今年度、私たちは「自分自身を知ることを通して、健全な信仰を育てよう」という目標を掲げ、心の成長を目指している。心が整えられていく時に、外側に対して大きな影響をもたらす。例えば、もし私たちが愛の心から隣人に仕えるなら、私たちの奉仕は隣人に喜びをもって受け止められるが、義務感から仕えるのであれば、あまり喜びをもって受け止められることはないだろう。同じ行為であっても動機が違えば伝わり方が変わる。心が成長していくことはとても大切なことである。それでは、どのようにして成長していくことができるのか。エペソ書4章16節には「しっかりと組み合わされ、結び合わされ、成長して」と記されている。クリスチャンは教会の共同体の中で、教会の交わり、人間関係の中で成長していく。具体的に交わりを通してどのように成長に向かっていくのか。一つは人間関係の中で自分の罪深さ、弱さを知らされるというプロセスを通してである。以前、クリスチャン同士で旅行をしたことがあった。楽しい反面、時間と共に関係がギクシャクしてきて、自分の愛のなさを知らされた。もしひとりで旅行していれば、そんな心には気づかなかっただろう。私たちは教会の人間関係を通して自分の闇を知らされる。もし私たちが教会の交わりを通して、自分の罪深さ、弱さに気づいていかないとすれば、その交わりは浅いか、ただ高みの見物をしているかである。次に完璧主義的傾向の人がいるとする。その人は自分にも相手にも完全を要求し、足りないところだけを上げ、決して満足感を味わうことはない。しかしその人が、兄弟姉妹からありのままで愛される神様の愛を受け励まされていく時に、少しずつそこから解放されて行く。教会の交わりは私たちの心が成長していく現場である。
「交わりを通して」(エペソ4章7~16節)
牧師 紺野真和
今年度、私たちは「自分自身を知ることを通して、健全な信仰を育てよう」という目標を掲げ、心の成長を目指している。心が整えられていく時に、外側に対して大きな影響をもたらす。例えば、もし私たちが愛の心から隣人に仕えるなら、私たちの奉仕は隣人に喜びをもって受け止められるが、義務感から仕えるのであれば、あまり喜びをもって受け止められることはないだろう。同じ行為であっても動機が違えば伝わり方が変わる。心が成長していくことはとても大切なことである。それでは、どのようにして成長していくことができるのか。エペソ書4章16節には「しっかりと組み合わされ、結び合わされ、成長して」と記されている。クリスチャンは教会の共同体の中で、教会の交わり、人間関係の中で成長していく。具体的に交わりを通してどのように成長に向かっていくのか。一つは人間関係の中で自分の罪深さ、弱さを知らされるというプロセスを通してである。以前、クリスチャン同士で旅行をしたことがあった。楽しい反面、時間と共に関係がギクシャクしてきて、自分の愛のなさを知らされた。もしひとりで旅行していれば、そんな心には気づかなかっただろう。私たちは教会の人間関係を通して自分の闇を知らされる。もし私たちが教会の交わりを通して、自分の罪深さ、弱さに気づいていかないとすれば、その交わりは浅いか、ただ高みの見物をしているかである。次に完璧主義的傾向の人がいるとする。その人は自分にも相手にも完全を要求し、足りないところだけを上げ、決して満足感を味わうことはない。しかしその人が、兄弟姉妹からありのままで愛される神様の愛を受け励まされていく時に、少しずつそこから解放されて行く。教会の交わりは私たちの心が成長していく現場である。
by ybible63
| 2012-10-16 09:14
| ★礼拝説教要約