2012年 08月 21日
8月12日説教 |
十字架の血による平和 <コロサイ1:19~22>
牧師 鳥居 完次
私たちは、誰でも紛争や戦争のない平和な世界を望んでいる。しかし、今もって世界に戦争、紛争は絶えない。一体この世界の平和に対する真の解決、救い、希望はどこにあるのか。
1.世界の平和に対する真の解決、救いはどこにあるのか。①この世界の平和、人類の平和は本来あった(与えられていた)。「それは非常に良かった」<創1:31>とある。しかし、
②人が自ら犯した罪によって、人間を含んだ被造物全体は本来の目的を失ってむなしいものとなった(なってしまった)。しかし、いやだからこそ、
③神はみこころによって、満ち満ちた神の本質を御子のうちに宿らせ、その十字架の血によって平和をつくり、御子によって万物を和解させてくださった。それ故、今やキリストの平和は信じる者の心に到来している。
2.世界の平和に対する真の希望はどこにあるのか。それにしても十字架の血による平和は、隔ての壁を打ちこわし敵意を廃棄されたとある<エペソ2:14>。
しかし、現実の世界(特にイスラエル)では、ますます高い隔ての壁が出来ている。一体どこに本当の和解、平和の道があるのか。
実は、私たち信仰者にはキリストの再臨による最後のさばきと審判によってもたらされる、絶対的平和の約束が与えられている<イザヤ2:2~4他>。その意味でこのキリストこそ、私たちにとって、いや全世界にとっての完全な平和が実現する真の希望である。何よりも、十字架の血によるキリストの平和が、それを信じている私たちの内に既に握られているからこそ、キリストの再臨を待てるのである。
キリストの平和が、一人でも多くの人に届けられる地道な努力をしつつ、世界の完全な平和が実現する日を待ち望んでいきたい。
牧師 鳥居 完次
私たちは、誰でも紛争や戦争のない平和な世界を望んでいる。しかし、今もって世界に戦争、紛争は絶えない。一体この世界の平和に対する真の解決、救い、希望はどこにあるのか。
1.世界の平和に対する真の解決、救いはどこにあるのか。①この世界の平和、人類の平和は本来あった(与えられていた)。「それは非常に良かった」<創1:31>とある。しかし、
②人が自ら犯した罪によって、人間を含んだ被造物全体は本来の目的を失ってむなしいものとなった(なってしまった)。しかし、いやだからこそ、
③神はみこころによって、満ち満ちた神の本質を御子のうちに宿らせ、その十字架の血によって平和をつくり、御子によって万物を和解させてくださった。それ故、今やキリストの平和は信じる者の心に到来している。
2.世界の平和に対する真の希望はどこにあるのか。それにしても十字架の血による平和は、隔ての壁を打ちこわし敵意を廃棄されたとある<エペソ2:14>。
しかし、現実の世界(特にイスラエル)では、ますます高い隔ての壁が出来ている。一体どこに本当の和解、平和の道があるのか。
実は、私たち信仰者にはキリストの再臨による最後のさばきと審判によってもたらされる、絶対的平和の約束が与えられている<イザヤ2:2~4他>。その意味でこのキリストこそ、私たちにとって、いや全世界にとっての完全な平和が実現する真の希望である。何よりも、十字架の血によるキリストの平和が、それを信じている私たちの内に既に握られているからこそ、キリストの再臨を待てるのである。
キリストの平和が、一人でも多くの人に届けられる地道な努力をしつつ、世界の完全な平和が実現する日を待ち望んでいきたい。
by ybible63
| 2012-08-21 08:52
| ★礼拝説教要約