親として何ができる？

『若者をその行く道にふさわしく教育せよ。』　聖書

ここ最近、新聞やテレビを見ると、信じられないような事件が相ついでいます。
特に子供が被害者や加害者になる事件が毎日のように続き、いったいこの国はどうなってしまうのか、暗たんたる気持ちにさせられます。

つい先日は、この教会の近くでも不審者による児童生徒への暴力事件がありましたね。
子供を持つ親としては、どうしたら我が子を守ることができるのかと、不安にかられてしまいます。
どうかイエス様がいつも共にいて、あらゆる悪から守ってくださいますようにと祈るほかありません。

しかし、一方で、もしも我が子が加害者になってしまったらどうしましょう？
そんなことは、おそらく誰も想定していません。
しかし「普通の子」や「良い子」が事件を起こすと、しばしば「心の闇」などという言葉を耳にします。

「心の闇」とは、人の心の奥底にひそむ本当の思いや感情は、真っ暗な夜の闇のように、外からは全く見えない、親にすらわからないということです。

子供の心が育つ家庭で、家庭のしつけや、学校教育でできる事には限界があります。
なぜなら私たち自身が罪人だからです。
聖書にはこうあります。
『すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず、ただ、神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いのゆえに、価なしに義と認められるのです。』(ローマ人への手紙3章23～24節)

この教会学校にかかわる全ての若い魂とそのご家族が、1人ももれることなく主イエス様の救いにあずかることができるようにと願ってやみません。

教会学校スタッフ