山形第一聖書バプテスト教会(東原教会)

ご案内

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　ようこそ　山形第一聖書バプテスト教会へ　

　　　　　　　

　礼拝は、10時30分から行います。

　どなでもご自由にご参加ください。

　

　転勤や入学などで山形に来られ、教会を探しておられる方 歓迎いたします。

　

　私たちの教会は、山形大学小白川キャンパスに一番近い教会です。

　　 詳細は、電話:023-634-8853　またはメール:ybible63@hyper.ocn.ne.jp　

　　　　　　　にお問い合わせください。

　　　　

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6月25日説教要約

～先主日のメッセージ要旨～

　　「十字架の時」　(マタイ26章1～5節)　　　　牧師　紺野真和　

　イエス様はペテロがイエス様を神の子キリストと告白した時から、受難予告をされていかれた。そして少しずつメシアの使命をどのように果たされるのかを明らかにしていかれた。今朝の箇所では、時は過越の祭りの日であることを明かされた。宗教指導者たちはイエス様が宣教を始められた時から、イエス様が安息日規定を守らない事、自分を神と等しい存在としている事、群衆に人気がある事等の理由からイエス様を敵視していた。そして今回、イエス様がエルサレムに入城された時以来、ご自分がメシアであることを公にされたので、怒りが頂点に達し殺害を決めた。しかし、彼らは祭りの間にイエス様を捕らえれば暴動が起こる可能性があると考え、祭りの間は実行しないことにした。イエス様は過越の祭りの時に十字架に架かると言われたが、そのようには進まないはずであった。しかしだれも予想していないことが起こった。それは十二弟子のイスカリオテ・ユダの裏切りである。その裏切りによって十字架の時の針は進み始めた。ユダの裏切りによりひそかにイエス様は宗教指導者たちの手に渡され、不思議にもイエス様は過越の祭りの日に十字架にかけられることになった。

　神様は、過越の祭りにイエス様が十字架にかけられることを定めておられた。なぜ。過越の祭りとは、エジプトの奴隷であったイスラエルの民が解放されエジプトを脱出したことを記念して毎年祝われる祭りである。神様は、エジプトから解放されるためにエジプトに10の災いを送られた。その最後の10番目の災いは、エジプトのすべての長子とすべて家畜の初子を殺すというものであった。しかし傷のない子羊を屠り、その血を家の門柱と鴨居に塗った家は、神様が過ぎ越され守られた。このことが過越の祭りの起源となった。バプテスマのヨハネはイエス様を「神の子羊」と呼んだ。イエス様は人々を永遠の滅びから救い永遠のいのちを与えるために十字架に架かられた。イエス様を信じる者は、永遠の滅びから免れる。神様は、過越の祭りの起源となった日に、自分たちが子羊の血によって滅びから守られた日に、イエス様が十字架に架かられることを通して、十字架の意味を心に刻もうとされたのである。

5月5日説教要約

～先主日のメッセージ要旨～

　

　　　　　　「弟子達への教え」（マタイ２３：1～1２）　牧師　紺野真和

　イエス様は三つの譬話を通して宗教指導者たちに、神の国はあなたがたから取り去られ、イエス様をメシアとして信じる者に与えられることを伝えた。この譬話は、これから起ころうとしている事を伝えるだけではなく、彼らの悔改めを願ったものでもあった。残念ながら彼らは拒否した。そこでイエス様は彼らに「わざわいだ、偽善の律法学者、パリサイ人。・・・・」（23：14～36）と痛烈な言葉を語り悔改めを願う。しかし彼らは心を頑なにした。今朝の箇所は、その間にあり、イエス様が宗教指導者たちを反面教師として挙げて教えられた事である。

１．言行不一致。彼らは聖書を立派に人々に教えた。しかし自らに当てはめることはなかった。後にパウロはユダヤ人たちの事を「どうして、他人を教えながら、自分自身は教えないのですか。盗むなと説きながら、自分は盗むのですか。・・・・」（ローマ2:17～23）と語った。イエス様は弟子たちに自らに聖書の言葉を適用するように勧めた。

２．偽善。彼らは人々に称えられる事を求めて行動をしていた。当時ユダヤ人が祈る時に、御言葉を覚えるために額と腕に付けていた箱の大きさを大きくしたり、衣の房を長くすることで立派な信仰者であると人々に見せた。イエス様は弟子たちに、自分が褒められたいためではなく、ただ主をそして人々を愛し行動するように勧めた。

３．持ち上げられることを好む。彼らは人々から先生と呼ばれることを好んだ。そこでイエス様は弟子たちに「先生と呼ばれてはいけません」と言った。「先生」が禁止用語であるということではなく、先生と呼ばれることで高慢になり、自分が特別な存在であると錯覚しないようにという事である。その後でイエス様は、すべてのクリスチャンが平等であることを教えるために「あなたがたは兄弟だからです」と語られた。

　これらのイエス様の教えを通して自分の姿を見つめてみよう。